10-10/16 奥三河〜南信州

今夏の猛暑の影響で例年通り咲いた花も有りましたが、10〜15日くらい遅れての開花がほとんどでしたが
ここにきてやっと、秋の花を見る事が出来て、毎年同じ所で開花を見る事が出来ました。

ダイモンジソウが岩に付着して咲き誇る沢ですが、今年は遅れています。
ダイモンジソウ (大文字草)
低山から高山までの湿った岩の割れ目などに生える多年草、ここではまだ咲きだした所でした。

オヤマボクチ(雄山火口)
山地の日当たりのよい草原に多く生える多年草、

セキヤノアキチョウジ (関屋の秋丁字)
今の時期、山地の木陰などで群生して咲き誇って目の保養ができます、

ホソバノツルリンドウ (細羽の蔓竜胆)
この花も全体的には開花が遅く、まだ蕾を多く見ました、

この木だけが見事に紅葉していましたが、葉先が強風にやられて傷んでいました、

リンドウ (竜胆)
日本の秋を代表する花のひとつ、日が陰ると閉じてしまう花、

イケマの種子
初めて見るイケマの実ですが、意外なほど沢山の実を付けていました、

既に弾けていたイケマの種子

タチコゴメグサ (立小米草)
他の茎はほぼ終わりですが、僅かこの株が花を多めにつけていました、

マルバノキ (丸葉の木)
葉が丸いのでこの名がある、花が暗紅色なのでベニマンサク(紅満作)とも言うそうです

ニシキナギナタコウジュ (錦薙刀香需)
長野県の東部に僅か自生とか、ここは愛知の奥三河ですが、山肌の盛り土に種が混ざってのものかも?

キッコウハグマ (亀甲白熊) 
山地のやや乾いた木陰などに生える小形の多年草、ここでは昨年より2週間遅れで開花です、